ネットで気になる起業家のブログやホームページ、SNSを見ると、顔画像がない、明らかに実名でないペンネームのようなものがありますよね。
趣味ベースでブログを書いている人なら顔出し・実名出し無しでも良いかもしれませんが、将来的な起業を見据えてビジネス展開をするとなると、、、、顔出し・実名出しは必須のように思えますよね。
ちなみに私、鶴田博之は実名ですし、顔出しもブログをはじめYoutube、Facebook・Twitter・Instagram
のようなSNSでしています。
そうなると、顔出し無し・実名出し無しでのビジネス展開はやはりNGかと思いがちですが、実はそうでもありません。
ただ、どんなビジネスをするのか、現状の実績はどうか、ブランディング構築によります。
目次
顔出し無しによるデメリット
顔写真がないことでのデメリットになるのは、信頼度が損なわれてしまうことです。
特に士業やコンサルタント、コーチ・カウンセラーのようなビジネスを展開しようとしている人で、実際に対面でお客様に会う、もしくはセミナーを開催することを想定している場合、集客に支障が出てしまいます。
さらに顔写真がないと、発信しする情報次第で変なイメージがついてしまうことがありますし、将来的に新聞、雑誌のようなマスメディアへの露出を考えている場合には、顔出しNGだと掲載してもらえないことがあります。
一方で顔を出さないほうが良いというケースもあります。
スピリチュアル系の風水や占いのようなビジネスをされる場合、敢えてミステリアスなブランディング戦略を取るために顔出ししないケースがあります。
他にも恋愛系のビジネスの場合、モテなさそうな顔写真を載せて「モテるようになりますよー」と打ち出すと説得力ゼロで、お客様が寄ってきません。
そのため敢えて載せない戦略で行っても良いです。
顔出し無しでビジネス展開する場合の注意点
顔写真を載せるのはマズいという人は、一時的に顔写真ではなくイラストを作って載せましょう。
絵心がない場合は、ココナラでイラスト作成してくれる人を探すと良いです。
顔写真をベースにして、イメージ通りのイラストを作ってもらえますのでおススメです。
また、対面やセミナーでお客様に実際に会う前提ではない、ネットだけで完結するビジネスの場合には、イラストではなくて、サングラスをしたり、顔の一部を隠した写真、遠くから撮影した顔の分からない画像を載せるのも有りです。
実名出し無しによるデメリット
何の名称も無しというわけにはいきませんので、実名のように見えるビジネスネーム(芸名)を名乗るのか、ニックネームを名乗る必要はあります。
ビジネスネームの場合は、どんなビジネスをするのかを考えて、ブランディングの一貫として構想する必要がありますし、信頼感を損なわないものにしないといけません。
ニックネームの場合は、実名の一部をのみ名乗る(ひろゆき/ヒロユキ/ヒロ)ようなもののほうが、実在するっぽいので、親近感を感じてもらえます。
実名出し無しでビジネスを展開する場合の注意点
実名ではないビジネスネームを使って、ふつうにビジネスをされている人はいますので、集客などで支障になることはそれほどありません。
結婚前の旧姓を使いたい場合も、理由を言えば理解されるでしょうから支障にはなりません。
顔出し・実名出しでのメリットとは?
「理由があって、顔出し無し・実名出し無しで行きたいけれど、、」という人が気になるのは、顔出し・実名出しのメリットとの比較ではないでしょうか?
認知度/知名度アップ
ブログやFacebookなどのSNSで顔出しをしていると、顔を覚えてもらえるメリットがあります。
例えば、見込み客になりうる人が、ある情報を検索して、あなたの顔写真が載っているブログに行き着いたとします。
しばらくして、他の情報を検索して、再びあなたのブログに行き着いたら、、、「あっこの人のブログ、前にも見たことあるかも」とならないでしょうか。
1回訪問しただけでは反応しなかった見込み客が、2回目の訪問で検索に関係ない記事を読んでくれて、あなたのファンになってくれたら、実際のお客様になる可能性も高まりますよね。
SNSなどで記事が拡散された場合も、顔写真があるほうが認知度/知名度が高まります。
顔写真の代わりにイラストを掲載する場合、余程目を引くようなイラストでない限り認知度は低くなります。
売上アップ
現実的なことをいえば、顔出し・実名出しをしているからといって、顔出し無し・実名出し無しの場合に比べて売上が上がるようなことはありません。
売上はビジネスの中身、商品・サービスの中身が最重要で、その次に価格、そして3番目が誰が提供しているかです。
顔出し無しで、ふざけたようなビジネスネームであっても、商品・サービスの中身と価格が妥当なら買ってもらえます。
信頼度アップ
顔出し・実名出しでビジネスを展開していく、最大にして最強のメリットは信頼度が上がる点です。
高価な商品・サービスの提供、お客様のプライベートを扱うようなビジネスの場合、信頼がないと良いものでも売れません。
まとめ
副業レベルででネットビジネスをするようなケースであれば、顔出し無し・実名出し無しでも特に支障はありません。
ただ、情報発信ビジネスの場合、自分の商品を売っていく必要があるため、顔出し・実名出しをしたほうが良いです。
情報発信ビジネスの始めてすぐ、しかも実績がない状態では、信頼度をある程度前面に出すほうが良いに決まっていますからね。
「事情があって絶対顔出しできないけど、情報発信ビジネスはしたい」という場合には、敢えて顔出ししないことを前面に打ち出すブランディングをする、あるいは実績を作るためにお金を払って商業出版をして、実績を前面に出すことで信頼度をカバーする方法もあります。
顔出し・実名出し、顔出し無し・実名出し無し、どちらを選択するかは、あなた次第ですので、自分の展開するビジネスを鑑みて決めましょう。