コピーライティング

最後まで読んでもらえる凄い文章の書き出し7パターン

ブログ記事などを書く際に頭を悩ませることの1つが、「どんな書き出しにすれば良いか?」ということではないでしょうか?

「書き出しさえ決まれば、スムーズに記事は書けるのに、、、」という人が意外に多いので、すぐに使える文章の書き出しのパターンをまとめてみました。

結論型の書き出し

「〜です。」「〜なのです。」という書き出しで始めるのが結論型です。

専門家的な視点の内容、少し堅い内容を書きたい場合に、結論型を使うと効果的です。

結論型の書き出しの例

「コーヒーを仕事の前に飲むと、記憶力を120%高めることができます」
「世界中の富の8割を、世界人口2割の人々が支配しているという事実があります」

結論を言うことで、読者に「なぜそんなことが言えるのか?」という疑問を持たせて、先を読みたいという興味付けをすることができます。

ただ、一般論やありきたりな内容を結論型で書いてしまうと、結論型の良さが失われてしまい、読者が記事から離脱してしまうことがあります。

結論型の書き出しのNG例

「コーヒーを飲むと健康になれます」
「ダイエットを成功させるためには、運動するほうが良いです」
「お金持ちは、お金を運用して、お金を生み出しています」

疑問文型

疑問文で書き出す場合は、必ず答えになるものを用意しておき、そちらに読者を導く文章の流れにしなければなりません。

疑問型の書き出しの例

答えになるものは、「資産運用をすること」だとした場合、
「65歳から20年間の老後を生き抜くための資金を貯めるためには、どうすれば良いでしょうか?」

疑問文を書き出しで使う場合、単純に「YES/NO」で答えられるものを持ってくると、後の論理展開が理屈っぽく強引にならざるをえないことがあります。

疑問型の書き出しのNG例

答えになるものは、「寿司を食べると痩せることができる」だとした場合、
「寿司はお好きですか?」
「痩せたいと思いませんか?」

質問文型

自分の論理展開を有利に進めたい場合、先に読者からのコンセンサスを取った形の論理展開をしたい場合には、書き出しで質問文を使うと効果的です。

例えば、子ども英会話教室を運営している人が、早くから子どもに英語を教えることが、あとあと有利になると説きたい場合、

「小学校からの英語教育について、どう思われますか?」

と書き出しで質問をすれば、どうでしょうか?

大半の人は「良いこと」「必要だ」と答えますので、自分の書きたいことを思う存分書くことができます。

質問型の書き出しの例

「少子高齢化社会について、どうお考えでしょうか?」
「中学生が外見を気にするあまり、無理なダイエットに走る現実を、あなたはどう思いますか?」

呼びかけ型

呼びかけ型は「〜しませんか?」のような書き出しで始めるもので、深く考え込まないような軽い質問、ポジティブな提案のようなニュアンスになります。

呼びかけ型の書き出しの例

「腰痛を治して、自由に体を動かせるようになれたら良いですよね?」
「仮想通貨で1億円稼いで、夢のライフスタイルを実現しませんか?」

呼びかけ型は、スムーズに先を読み進めるために有効です。

セリフ型の書き出し

書き出しでセリフを使うと、読者に臨場感や感情を持たせる効果があります。

セリフ型の書き出しの例

「何夢見てるんだよ!お前なんて成功できないに決まっているじゃないか!」親友にこう言われてショックを受けたのは、高校3年生の村祭りの前日でした。
「何をやっても痩せないなんて、、、どうすればいいの!」鏡を見ると、こう叫びたくなりました。

読者が抱えているコンプレックスや悩みを表現するセリフは、読者の心に突き刺さり、より深く感情移入してくれます。

ただ、どの書き出しもセリフばかりだと、飽きられてしまいますので、多用しないようにしましょう。

エピソード型の書き出し

新聞の投稿コラムなどでよく見かけるのが、エピソードを書き出しで使った文章です。

読者に気づかせたい、教えたいことが日常の中にある場合などに使うと有効です。

エピソード型の書き出しの例

「通勤電車の中で、こんなことがありました。」
「起業準備をしていると、ふと考え込んでしまうことがあります。」

誇張型の書き出し

読者の気を引くために、インパクトのある事実を書き出しで書くと、スムーズに文章を読んでもらうように導くことができます。

誇張型の書き出しの例

「東大に現役合格した学生の67%が、1日3時間しか寝ていないという驚きの事実が判明しました。」
「タイ人の実に92%が日本のことが大好きだ、という調査結果があります。」

「驚き」「驚愕」などのフレーズの他に、「意外」「あり得ない」『スゴイ』などのフレーズも使えます。

さらに、書き出しでインパクトを出したい場合には、根拠になる数字を入れると良いです。

まとめ

文章の書き出しは紹介したパターンのいずれか、もしくは組み合わせでできています。

他にも話題の時事ネタを書き出しにするパターンもあるのですが、ストック型メディアでの使用はオススメできません。

時事ネタが使えない例

「いま流行りのピコ太郎のPPAPを見て、日本人の英語力が世界でいかに通用しないかを痛感しました」

Twitterのようなフロー型メディアであれば良いですが、ブログのようなストック型のメディアで使うと、情報の鮮度が落ちてしまいますので注意しましょう。


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