コピーライティング

長文が書けない人必見!長文をすいすい書くための4つのアイデア

文章を書き慣れていない人にとって、ブログやメルマガの記事を書くのは苦痛でしかありません。

仮に短いフレーズくらいの文章は書けたとしても、それを繋ぎ合わせて理路整然とした文章になっていなければ、ただの残念な駄文になってしまいます。

実はある程度の長い文章は、いくつかの型(パターン)が決まっているため、それをマスターすれば楽に文章を書けるようになります。

そこで今回は、ブログやメルマガ、ランディングページなどで使える、長文を書くための考え方、そして具体的な書き方を、例を交えながらお伝えします。

ロジカルシンキング型

ロジカルシンキングとは論理的思考という意味で、結論(結果)を先に考えて、理由(説明)は後で考えるというものです。

このロジカルシンキングと同じく結論を先、理由を後に述べるようにした文章の展開を、ロジカルシンキング型といいます。

ロジカルシンキング型の文章例

結論

「彼らが手掛けたプロジェクトは失敗に終わりました。」

理由

「実際に彼らの話しを聞いて分かったことなのですが、まずリストラによって人身不足が生じたこと、さらに資金が枯渇したことが、プロジェクト失敗の原因だったのです。」

先に理由がダラダラと書いてあり、最後の最後に結論が書いてある文章の場合、読者が飽きて途中で読むのを止めてしまう可能性があります。

理路整然としたスマートな文章を書きたいときに、ロジカルシンキング型の書き方はかなり使えます。

さらに、ロジカルシンキング型を応用すれば、ノウハウを分かりやすく順を追って伝えることもできます。

ロジカルシンキング型を使ったノウハウ伝授の文章例

結論(結果)

「飛びきり美味しいカレーライスを作るために、絶対押さえておきたい3つのコツがあります。それは野菜の切り方、肉の選び方、火を止めるタイミングです。」

理由

「野菜の切り方と一口に言っても千差万別ですが、美味しいカレーを作るためには大きめに切るのはNGです。」

理由

「なぜ大きめに切るのがNGかと言いますと、○○○○○○○○」

結論(結果)

「そしてカレーライスには欠かすことができないのがご飯!ご飯の炊き方を間違えてしまうと、せっかくのルーが台無しになってしまいます。カレーライスに最適なご飯の炊き方は、ズバリ固めに炊くことです。」

理由

「ご飯を固めに炊くにはどうすれば良いかと言いますと、○○○」

感動秘話・プロジェクトX型

読者を引き込むような秘話や苦労話を書きたい場合には、プロジェクトX型の文章構成がおすすめです。

プロジェクトX型とは、NHKでかつて放送されていたドキュメンタリー番組「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」の番組の構成と同じような文章構成のことです。

『目標(目的)→障害→葛藤→成功』と、視聴者を引き込んで、最後は感動のフィナーレで終わる、という流れを覚えている人もいるのではないでしょうか?

起業家が、自分の商品・サービスを作るまでの過程を淡々と紹介するよりも、苦労話風に紹介するほうが、人間味あふれた感じになりますし、読む人の記憶に残ります。

プロジェクトX型の文章例

目標(目的)

「食卓で1人寂しく夕食にコンビニ弁当を食べる子どもに、温かい手作りの食事を提供したい、キッズ食堂プロジェクト「にこにこ食堂」はこうしてスタートしました。」

障害

「意気揚々と始めたプロジェクトに賛同してくれる人は集まったのですが、肝心な自治体や教育委員会の協力、そして保健所の許可を得ることができない事態になってしまったのです。」

葛藤

「応援してくれた人、寄付してくれた人、そして食堂になる場所を提供してくれた山田さんに、申し訳ないと思いつつ、自分の力不足に気づき、プロジェクトを解散しようとしていたとき、区長の宮本さんから電話がかかってきました。」

成功

「にこにこ食堂はたくさんの人の有形無形の協力があって、ようやく構想から9ヶ月をかけて開店することができました。笑顔に食事をしている子どもたちを見ていると、今までの苦労がウソのように吹き飛び、私まで笑顔になっていました。」

例え話・事例提示型

ライティングをする際に、「小学校4年生の子どもでも理解できるレベルまで、噛み砕いた書くことが重要」と言われることがあります。

これは難しい言い回しを避け、分かりやすく丁寧な文章を書くことが重要だという意味の例えですが、さらにたとえ話を上手く文章に取り入れることで、より分かりやすい文章にすることができます。

例え話・事例提示型の文章例

「ネットビジネスで月100万円稼ぐためには、ブログを構築して記事を書き、アドセンスの審査に合格しなければならないことは、お分かりいただけたと思います。

ただ、実際に自分でできるかどうかと言われると、かなり不安ですよね。

そこでゼロから1年半で月100万稼げるようになった、山田さんの例を紹介します。

山田さんは51歳のどこにでもいる専業主婦、パソコンはインターネットを見ることができるレベルでした。」

イマジネーション刺激型

何かのノウハウや方法を伝える文章を書く場合、読者の想像力を味方につけることで、最後までスムーズに文章を読み進めてももらうことができます。

そのために使うのがポジティブな質問、そしてネガティブは質問です。

イマジネーション刺激型の文章例

ポジティブな質問

「ビジネスで成功した自分を想像してみてください!どんなライフスタイルを送れているでしょうか?」

ネガティブな質問

「安定という名のぬるま湯に浸かった生活を送り続けると、最終的にどんなリスクに遭遇することになるのか、イメージしてみてください。」

イマジネーション刺激型の文章を取り入れる場合、注意していただきたいのが文章の流れです。

先にネガティブな質問ばかり羅列すると、読者のテンションはどんどん下がっていき、最終的に読むのを止めてしまいます。

そのためにネガティブな質問をした後に、流れをポジティブに転換する質問をしましょう。

ネガティブからポジティブに転換するための質問の例

「そうならないためには、どうすれば良いのでしょうか?」
「○○をすると最悪の事態を回避できるとしたら、やってみたいと思われないでしょうか?」

ノウハウや方法を書いた文章の目的は、読者に何らかの行動をしてもらうことですので、最後は読者をポジティブにする文章で終えるようにしましょう。

まとめ

「長文を書かなきゃ、、、」意識すればするほど、アイデア出ず、書く気力も失せてくるものですが、型に当てはめることを意識すると、意外にもすいすいと筆が進むものです。

どの型も即使えるものばかりですので、ぜひライティングに取り入れるようにしましょう!


オススメ!

期間限定開催の無料オンライン講座