ブログ記事などを書く際に頭を悩ませることの1つが、「どんな書き出しにすれば良いか?」ということではないでしょうか?
「書き出しさえ決まれば、スムーズに記事は書けるのに、、、」という人が意外に多いので、すぐに使える文章の書き出しのパターンをまとめてみました。
結論型の書き出し
「〜です。」「〜なのです。」という書き出しで始めるのが結論型です。
専門家的な視点の内容、少し堅い内容を書きたい場合に、結論型を使うと効果的です。
結論を言うことで、読者に「なぜそんなことが言えるのか?」という疑問を持たせて、先を読みたいという興味付けをすることができます。
ただ、一般論やありきたりな内容を結論型で書いてしまうと、結論型の良さが失われてしまい、読者が記事から離脱してしまうことがあります。
疑問文型
疑問文で書き出す場合は、必ず答えになるものを用意しておき、そちらに読者を導く文章の流れにしなければなりません。
疑問文を書き出しで使う場合、単純に「YES/NO」で答えられるものを持ってくると、後の論理展開が理屈っぽく強引にならざるをえないことがあります。
質問文型
自分の論理展開を有利に進めたい場合、先に読者からのコンセンサスを取った形の論理展開をしたい場合には、書き出しで質問文を使うと効果的です。
例えば、子ども英会話教室を運営している人が、早くから子どもに英語を教えることが、あとあと有利になると説きたい場合、
「小学校からの英語教育について、どう思われますか?」
と書き出しで質問をすれば、どうでしょうか?
大半の人は「良いこと」「必要だ」と答えますので、自分の書きたいことを思う存分書くことができます。
呼びかけ型
呼びかけ型は「〜しませんか?」のような書き出しで始めるもので、深く考え込まないような軽い質問、ポジティブな提案のようなニュアンスになります。
呼びかけ型は、スムーズに先を読み進めるために有効です。
セリフ型の書き出し
書き出しでセリフを使うと、読者に臨場感や感情を持たせる効果があります。
読者が抱えているコンプレックスや悩みを表現するセリフは、読者の心に突き刺さり、より深く感情移入してくれます。
ただ、どの書き出しもセリフばかりだと、飽きられてしまいますので、多用しないようにしましょう。
エピソード型の書き出し
新聞の投稿コラムなどでよく見かけるのが、エピソードを書き出しで使った文章です。
読者に気づかせたい、教えたいことが日常の中にある場合などに使うと有効です。
誇張型の書き出し
読者の気を引くために、インパクトのある事実を書き出しで書くと、スムーズに文章を読んでもらうように導くことができます。
「驚き」「驚愕」などのフレーズの他に、「意外」「あり得ない」『スゴイ』などのフレーズも使えます。
さらに、書き出しでインパクトを出したい場合には、根拠になる数字を入れると良いです。
まとめ
文章の書き出しは紹介したパターンのいずれか、もしくは組み合わせでできています。
他にも話題の時事ネタを書き出しにするパターンもあるのですが、ストック型メディアでの使用はオススメできません。
Twitterのようなフロー型メディアであれば良いですが、ブログのようなストック型のメディアで使うと、情報の鮮度が落ちてしまいますので注意しましょう。