依存体質をいう言葉を聞いて、どんなことうをイメージされるでしょうか?
恋愛依存、ペット依存、ゲーム依存、ギャンブル依存、薬物依存などなど、多種多様な依存があります。
趣味に没頭するようなライトな依存からなら放置していても良いのですが、没頭から傾倒へと変化、そしてそれなしでは生きていけないような中毒性にも似たような依存になると、放置していると自分にも、そして周りにも良くない影響が出てしまいます。
そこで今回は、依存体質の詳細、そして依存体質から抜け出して、より良い生き方をするための方法についてお伝えします。
依存体質の特徴
マズローの欲求5段階説というものをご存知でしょうか?
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。これは、マズローの欲求段階、自己実現理論とも称される。
Wikipediaより
人間の欲求をピラミッド型で表したものが、マズローの欲求5段階説の図です。
この中にある第三階層の「社会的欲求」は、社会を構成する人、または組織に属したいという欲求になりますが、依存体質の人は「社会的欲求」が非常に強い傾向があります。
そのため人に認められたいという第四階層「承認欲求」、自分の才能や能力を使って社会に貢献したいという第五階層「自己実現欲求」へと階段を上がるように成長していくことができないのです。
セルフイメージが低い
依存体質の人は、自分という軸が定まっておらず、自分の世界観の中でしか世の中を見ていません。
自分の世界観を超えるところにいる成功している人を見ても、「私はあんなふうになれない」「私は才能も能力もない」と考えてしまいます。
他にも向上心の不足、過去の失敗経験が尾を引いていることも依存体質の人の特徴です。
人やモノとの繋がりが途絶えることへの恐れ
社会を構成する人、組織に属したいと欲する「社会的欲求」の裏側にあるのが、孤独になることへの恐れです。
恋人の一挙手一投足が気になったり、ストーカーのように行動を調べ上げたりするのも、恋人から捨てられなくないということです。
同じようにモノに依存するのも、無くなること、欠乏に対する恐れがあるからです。
他人任せ
依存という言葉通り、依存体質の人は自己主張がなく、他人の顔色を常に見て行動するかを決めます。
自分で物事の判断ができる場合でも、他人の意見に従うことを優先します。
時間の管理が苦手
依存体質の人は、自分がこだわるものに対しては優れた集中力を発揮できる一方で、のめり込みすぎて時間を忘れることがあります。
予定を立てるのが苦手
依存体質の人は、自分で物事を判断するよりも他人や自然流れに沿って行動することを良しとしているため、自分で予定を決めて、どの通りに行動することが苦手です。
依存体質からの脱却方法
依存体質が余りに過ぎると、様々弊害があるため、一刻も早く脱却する必要があります。
ぬるま湯に浸かっている状態の行末を認識する
依存体質の人は、自分が没頭できる環境や時間の確保する、そして今の状態を保つことを何よりも重要視する安定思考の人です。
安定志向を少し強い言葉で表現すれば、ぬるま湯に浸かっている状態です。
ぬるま湯に浸かっている状態は最初は快適ですが、永遠に心地よい温度が保たれるはすがありません。
そのため、ぬるま湯に浸かっている、快適環境から勇気を出して出なければなりません。
コンフォートゾーンという名の「ぬるま湯」から脱出する方法
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自分の基準を上げて自信を持つ
自分の基準とは、自分の世界観を測る尺度です。
「のんびり生きていければそれで良いです、、、」「楽しい仲間と暮らせれば、他には何もいりません」このような自分基準を全て悪いとは言いませんが、本当にそれで良いのかを考えてみてください。
「私はこの程度の人間だから、、」と考えていると、自分に
・いまの生活や環境は、自分が望んだ理想の状態なのでしょうか?
・他にやりたいことはないのでしょうか?
このような質問をしても答えするの窮するはずです。
ぜひ、「自分にはもっと可能性がある、、」と自信を持っていただき、自分よりも一段上の生活を送っている人、成功している人の基準を持って、現状を客観視してみましょう。
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実現できる目標設定をする
「自分はこんなものではない」「まだまだ自分にはやれることがある」と気がつけたのであれば、依存体質から70%脱出できたことになります。
さらに100%簡単に脱出するためには、新たな目標設定をしましょう。
新しい目標設定ができれば、達成に向けて行動すことに成りますので、ダラダラと時間を浪費するだけだった日々から完全に足を洗うことができます。
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まとめ
特に望む夢や理想があるのに、依存体質なばかりに実現できないでいるのは勿体無いです。
快適な環境で時間を浪費する、他人任せの人生はリスクだということを認識していただき、一刻も早く依存体質から脱却しましょう。