WordPressでブログを構築するときに、絶対にやらなければならないことの1つが、パーマリンクの設定です。
パーマリンクは、ブログのURLの一部を構成するもので、この記事であれば「https://rocketfactory.info/permalink-6698/」の「permalink-6698/」にあたる部分です。
このパーマリンクの設定次第では、せっかく書いた記事がSEO的に評価されない可能性があるのです!
しかも、パーマリンクの設定はWordPressをインストールした直後にやるべき、後からパーマリンクを変更すると、URLがガラッと変わってしまうことになるため、大幅なアクセス減になります!
そこで今回は、パーマリンクの設定の方法についてお伝えします。
目次
パーマリンクが超重要な理由
Googleが出しているURLに関するガイドラインに、以下のような物があります。
■シンプルな URL 構造を維持する
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。
「Googleサーチコンソールヘルプ>ガイドラインを遵守する>コンテンツに関するガイドライン>コンテンツに関するその他の考察」より
簡単に説明すれば、「URLを構成するパーマリンクは、意味のない英数字の羅列ではなく、意味のある単語を使いなさい」ということです。
意味のある単語・フレーズにすることは、SEO的観点・ユーザビリティーの観点からも重要です。
パーマリンクの設定方法
WordPress初心者にありがちなのが、パーマリンクを「?P=123」のような数字の連番になるようWordPressのデフォルト設定のままにしていることなのです。
これからWordPressのブログを設定する場合には、絶対にデフォルトの設定から、SEO的・ユーザビリティー的にも良いパーマリンクの設定をする必要があります!
パーマリンクの設定ができる場所
まず、「WordPressの管理画面>設定>パーマリンク設定」に進みます。
パーマリンクの設定画面の説明
①基本
パーマリンクの部分は「?P=」から始まる数字の連番になります。
②日付と投稿名
パーマリンクの部分先頭に「西暦/月/日」が入り、その後の部分(投稿名)を記事を登録するときに変更することができます。
③月と投稿名
パーマリンクの部分先頭に「西暦/」が入り、その後の部分(投稿名)を記事を登録するときに変更することができます。
④数字ベース
パーマリンクの部分先頭に「archives」が入り、その後が数字の連番になります。
⑤投稿名
パーマリンクの全てを記事を登録するときに変更することができます。
⑥カスタム構造
①〜⑤の設定以外にパーマリンクを設定できます。
オススメのパーマリンクの設定
SEO的観点、ユーザビリティー的観点においても、パーマリンクの設定で①④は絶対にNGです。
②③でも良いのですが、記事が最初に投稿された時期がユーザーにバレてしまうので、資産ブログのような長く読まれる記事を書いていく場合に支障になります。
そこでオススメなのが⑤と⑥の設定になります。
敢えてパーマリンクを日本語のタイトルにする場合には、選択肢は⑤になりますが、SNSなどでシェアされた際にはURLの日本語部分が英数記号の羅列になってしまうので良くありません。
ということで、残るのが⑥のカスタム構造でパーマリンクを設定することです!
オススメなのが、「投稿名-投稿ID」でパーマリンクを設定することです。
まとめ
パーマリンク設定は、WordPressをインストールしたら最初に設定すべきですので、忘れないようにしましょう!
そして一度設定すると変更すべきではありませんので、すでにパーマリンク設定①〜⑤で運用している場合は、そのままで運営したほうが良いでしょう。