2016年夏から、これまでの1記事あたり3つまでしか許可されていなかったGoogleアドセンス広告配置が制限がなくなり、何個でも配置できることになりました。
ただ、あちこちにGoogleアドセンス広告を配置すれば良いというものではなく、ベストな配置位置が決まっています。
そこで今回は、ベストなGoogleアドセンス広告のPC/スマートフォン配置位置、そして選ぶべきGoogleアドセンス広告の種類についても併せてお伝えします。
稼げるアドセンスの配置
Googleアドセンス含む、アフィリエイトで稼ぐためには、記事を読む読者の邪魔になるような過剰な広告記事は絶対にしないことです。
そして実際に3年間のブログ運営で編み出したのが、次のPC/スマートフォンでの広告配置です。
PCでのアドセンスの配置

ブログのジャンルにもよりますが、今やスマートフォンからのブログへのアクセスが60〜80%であるため、PCで見たページは、見やすさを収益性のバランスを考えた広告の配置が求められます。
①記事の序文下(最初のh2見出しの上)
記事タイトル、アイキャッチ画像、そして記事の序文を読み進めた読者が、最初に目にするのがこの広告です。
クリック率は「③④記事の最後」には敵いませんが、単価が高いので収益性としては悪くはありません。
配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレクタングル大:336×280」、もしくは「記事内広告」がベストです。
記事タイトルの前後に広告を配置するほうが良い、と説いているアドセンス関連のブログ記事もありますが、試してみた結果、記事の序文下のクリック率より悪かったため、あまりオススメしません。
②記事内の中間
記事のちょうど中間あたりのh2見出しの手前に、広告を配置します。
クリック率は「③④記事の最後」より少し劣る程度で、単価が「①記事の序文下」と同じく高いので、収益性としてはなかなか良いです。
配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレクタングル大:336×280」、もしくは「記事内広告」がベストです。
記事の文字数が1,000字以下の場合、アドセンス広告が連続して配置されているように読者に映るため、クリックされない可能性があります。
③④記事の最後
記事の最後はクリック率が高いため、絶対にアドセンス広告を配置したい場所です。
WordPressの記事部分の画面幅が許せば、アドセンスを横に並べて2つ配置できますが、難しい場合は1つだけの配置でも収益性が著しく落ちるようなことはありません。
配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレクタングル大:336×280」、もしくは「記事内広告」がベストです。
⑤サイドバー上部
サイドバーの一番上の広告は、一見すると読者がページを見た場合に、一番に目に飛び込むように思えますが、クリック率的にはそこまで高くありません。
配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレスポンシブ」か、「テキスト広告とディスプレイ広告のラージ スカイスクレイパー:300 x 600」が良いです。
⑥関連コンテンツ
関連コンテンツは、ある程度の記事数とアクセスがあれば掲載が許される広告の1種ですので、Googleから許可されている場合は是非関連記事を配置しましょう。
配置場所は記事やサイドバーのどこでも可能ですが、記事の最後の広告の下がベストです。
尚サイズはレスポンシブのため、Google側が最適になるように表示してくれるので手間いらずです。
スマートフォンでのアドセンスの配置

アドセンス配置の詳細
見た目は変わりますがはPCと変わりますが、レスポンシブ対応WordPressでのブログ運営を想定していますので、アドセンス広告の配置位置は変わりません。
①記事の序文下(最初のh2見出しの上)
PCと同じ位置に配置し、配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレクタングル大:336×280/レクタングル中:300×250」、もしくは「記事内広告」がベストです。
②記事内の中間
PCと同じ位置に配置し、配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレクタングル大:336×280/レクタングル中:300×250」、もしくは「記事内広告」がベストです。
③記事の最後
PCと同じ位置に配置し、配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレクタングル大:336×280/レクタングル中:300×250」、もしくは「記事内広告」がベストです。
⑤サイドバー上部
スマートフォンでのサイドバー表示は記事の下に来てしまうため、クリック率としてはイマイチになります。
配置する広告サイズは、「テキスト広告とディスプレイ広告のレスポンシブ」がベストです。
⑥関連コンテンツ
PCと同じく記事の最後の下に配置するのがベスト、サイズはGoogle側がスマートフォンに合うように調整したものを表示してくれるので楽です。
アドセンス広告の種類
Googleアドセンスに慣れている人は、稼げる配置と広告の種類を見れば、言わんとしていることはお分かりになるでしょうが、アドセンス初心者にはチンプンカンプンのはずです。
そこでGoogleアドセンスが用意している、広告の種類についてお伝えします。
①テキスト広告とディスプレイ広告

テキスト広告とディスプレイ広告は、テキストのみかイメージ画像のいずれかが表示されるバナー広告です。
サイズが固定のレクタングル(336✕280、300✕250)、ビックバナー(720✕90)、モバイルバナー(320✕50、320✕100)、ラージスカイスクレイパー(300✕600)などの他に、画面サイズに応じて自動的に表示サイズを変えるレスポンシブなど、たくさんのサイズがあります。
②インフィールド広告

インフィールド広告は、Googleアドセンス側で、ブログTOPなどの記事一覧ページを解析して、自動的に合うようなサイズの広告を表示してくれるものです。
③関連コンテンツ

登場した当時は「選ばれし者」のみは表示できるアドセンス広告だった関連コンテンツですが、現在はある程度の記事数とアクセスがあれば配置することができるようになっています。
関連コンテンツは、自分のブログの関連記事を表示している中に、自然に広告を紛れ込ませるように配置してくれる優れものです。
WordPressの関連記事を表示するプラグインとして有名な「Yet Another Related Posts Plugin(YARPP)」の代替にもなるので、オススメの広告です。
④記事内広告

記事の中に溶け込むような広告を配置できるのが、記事内広告です。
記事内のオススメリンクのようにも見えるデザインのため、自然に読者がクリックしてくれます。
WordPressへのアドセンス貼り付けはプラグインでやるのがベスト
Googleアドセンスの広告は、記事ごとにタグを貼り付けるのではなく、WordPressのプラグインを使う方法がベストです。
オススメのプラグインは、「AdSense Plugin WP QUADS」「Quick Adsense」です。
-
-
WP QUADSの設定方法と使い方!アドセンス広告コードを任意の場所に挿入できるプラグイン
WordPressの記事ごとにGoogleアドセンスコードを貼り付ける手間を解消してくれるのが、WordPressプラグインのAdSense Plugin WP QUADS、略してWP QUADSです ...
続きを見る
まとめ
Googleアドセンスは、数あるクリック報酬型のアフィリエイトの中でも、断トツに稼げるのですが、広告の配置次第では収益額は大きく変わります。
広告の配置は記事内に3つ+関連コンテンツ、サイドバーに1つの計5つが、今のところベストですので、是非試してみてください!