マインドセット

トライアドを使って自信に満ちた状態を簡単に作り出す方法

夢や理想、目標を設定することは素晴らしいことなのですが、多くの人が実現できずに悩んでいます。

その理由は単純明快!ズバリ行動していないからに他なりません。

この理屈は子どもでも分かるほど単純なことなのですが、なぜ行動していないのか、できないのかという問いに対しては、曖昧な言い訳ばかり並べる人がほとんどです。

これではせっかくの夢や理想が絵に描いた餅に終わってしまいます。

そこで今回は、行動できるようになるため絶対に会得して欲しい、トライアドとは何か、そして行動するための自信を保つ方法についてお伝えします。

なぜ人は行動できないのか

そもそもネットビジネス、情報発信ビジネスのような副業、将来的な起業に向けた準備は、今まで自分がやったことがないため不安を感じる人が大半なはずです。

例えば、アフィリエイトで月30万円稼ぎたいと考えている人であれば、サーバー設定、商品やASPの選定、記事の書き方など、やったことがないことが山ほどあるとなると、足がすくむものです。

さらに本当に稼げるかどうかの自信や確信がなければ、行動はできたとしても、途中でやめてしまうかもしれません。

まとめると、行動できない内的要因(メンタル)は

・やったことがないので不安
・想定したとおりの結果になるか不安

この2つに集約されます。

他にも、時間がない、集中できる環境にないなどの外的要因による理由もありますが、内的要因に比べれば解決は容易です。

メンタルの問題はトライアドで解決できる

トライアドとは、

・体の動き
・焦点
・言葉

の3要素からなるもので、感情や思考に影響を与えるものです。

行動できない内的要因(メンタル)は、トライアドを改善することで解決できます。

トライアドによるメンタルの問題の解決方法

体の動きを変える

例えば、あなたが突然1000人の聴衆の前で、準備なしに30分間スピーチをするように上司から指示されたら、、、どんな体の動きになるでしょうか?

1000人の聴衆のいるステージに向かう姿はロボットのようにぎこちなく、ステージ上では聴衆を直視できず視線は下を向き、ボソボソと小さな声で話したり、途中で何度も噛んでしまったりとしてしまうかもしれませんよね。

そうならないためのリラックス方法として

「聴衆をジャガイモだと思えばいいよ、、、」
「手のひらに人という字を3回書いて、、、」

などと気遣ってくれる人もいるかもしれませんが、こういうときこそ体の使い方を変えてみましょう。

背筋を伸ばしたり、大きく深呼吸をしたり、「よし!やるぞ!」と大きな声で気合を入れれば、緊張感を緩和できます。

緊張感が緩和すれば、頭の中が冴えるようになるため、何を話すのか冷静に考えることができるようになります。

自信に満ちた姿勢でステージに立てば、多少の緊張が気持ちを奮い立たせてくれ、良いスピーチができます。

と、、、、このように体の動きは、人間の感情・メンタルに影響を与えるのです。

このことを証明するために、ぜひ以下を試してみてください。

・辛く落ち込んだ気持ちのときに、天井を見上げてみてください。
・悲しみを感じているときに、その場で10回思い切りジャンプしてみてください。

いかがでしょうか?

人間はネガティブな思考や感情のときは、顔を下に向けて、背中を丸めて猫背のような姿勢になり、体のどこかの部位に力が入って強張っています。

一方で人間は、ポジティブな思考や感情のときは、顔が上を向き、背筋はピンとなり、力の抜けたリラックスした姿勢になるのです。

常日頃から、背筋を正して顔を上げて顎を引く姿勢をとっておけば、自信消失のような事態に見舞われることがなくなります。

焦点を変える

焦点とは、何に意識を向けるかということです。

例えば、あなたが突然1000人の聴衆の前で、準備なしに30分間スピーチをするように上司から指示されたら、何と返答しますか?

「そんなこと急に言われても、、、、」
「準備しようにも、時間がないので、、、」
「私は緊張するとお腹が痛くなるので、ステージに立ったら、一体どんなことになることやら、、、」

頭をフル回転させて、なんとか拒否しようと必死になることでしょう。

無茶振りをする上司に悪態をつきたくなるかもしれませんが、こんな時こそ焦点を変えていただきたいのです。

意識を嫌なスピーチに向けるのではなく、スピーチが終わった後に向けるとどうでしょうか?

聴衆からは拍手喝采の嵐、上司からの評価が急上昇して、後で望むポストを与えられるとしたら、、、どうでしょうか?

「どんなことを話せば良いですか?」
「1分間だけ、話す内容をまとめる時間をください」
「聴衆の顔が見えると緊張するので、照明を調整してもらえますか」

などなど、やる前提で対応して欲しいことを上司に掛け合ったりするのではないでしょうか?

常日頃から、意識を「できない」「無理」「気分が乗らない」などのネガティブな方向ではなく、「やれたらどうなるだろう?どんな良い成果が得られるだろう?」というポジティブな方向に向けるようにすれば、知識不足や経験不足があったとしても、自信を持って行動していくことができるようになります。

言葉を変える

「私は才能がないので、起業なんてできません」
「お金がないので、セミナーに参加できません」
「時間がないので、起業準備が進みません」

こんな言い訳を聞いたことがないでしょうか?

ネガティブ思考、言い訳ばかりの人ほど、このような肝心なことを省略した言葉を使います。

「私は才能がないので、起業なんてできません」
→どのような才能がないのでしょうか?

「お金がないので、セミナーに参加できません」
→1円たりとも、お金がないのでしょうか?

「時間がないので、情報発信ビジネスの準備が進みません」
→どのくらいの時間がないのでしょうか?
→1分たりとも多忙で、パソコンを起動する時間もないのでしょうか?

「自分はできない」「自分には無理」のような自信のない状況に甘んじていると人ほど、省略された言葉を多用して必死に言い訳しようとします。

これでは行動すること自体を放棄しているのと同じです。

常日頃から、ポジティブになるための質問を自分にする癖を付けましょう。

「私は才能がないので、起業なんてできません」

「何を学べば、起業して成功できるのだろう?」
「起業するためにすでに知っていることは何か、知らないことは何だろうか?」

「お金がないので、セミナーに参加できません」

「無駄な出費をやめて、お金を作ることはできないだろうか?」
「副業でお金を稼ぐ方法はないだろうか?」

「時間がないので、情報発信ビジネスが進みません」

「無駄な時間を洗い出したら、時間が作れないだろうか?」
「すきま時間をつなぎ合わせて、ビジネス準備できないだろうか?」

質問の質と言葉遣いの質を変えれば、自信に満ちた状態を作り出すことができます。

まとめ

たまに、根拠のない自信で乗り切る、ある意味スゴイ人もいますが、大半の人は試行錯誤をしながら少しずつ自信をつけて行動するしかありません。

少しずつ行動しながら、、、というのも有りなのですが、ビジネス準備のような、やることがたくさんあるようなものは、勢いをつけて行動しないと、途中で息切れしてしまいます。

トライアドの

・体の動き
・焦点
・言葉

3つを改めて、行動できない状況を作り出している感情や思考を常にポジティブな方向に変えることができれば、途中で息切れすることなく、成果を出すまで自信とモチベーションを維持することができます。


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