ビジネスのゴールは当然ながら、お客様に商品・サービスを販売して購入してもらうことですが、そのために必要なのがターゲットに向けた商品・サービスの構築や、ブログやメルマガなどの集客基盤を整備することです。
「買ってくれるなら誰でも良い」という人もいるかもしれませんが、老若男女受けを狙って商品・サービスを作って売れなかったら、、、、どうでしょうか?
そもそも老若男女受けする商品・サービスは作れたとしても、どのようにして周知するのでしょうか?
ブログを構築するにしても、万人受けするように記事を書くことなど、事実上不可能です。
やはり重要になるのが、「一体誰に向けて」というターゲットを明確化することなのですが、「30代女性向け」のような適当なターゲティングでは不十分!さらなる明確化が必要なのです。
そこで今回は、ターゲティングを先鋭化させるペルソナ設定についてお伝えします。
ペルソナ設定とは何か?
ペルソナとはマーケティング用語の1つで、「実在はしない理想のお客様像」のことを言います。
そして「理想のお客様像」を明確化することを、ペルソナ設定と言います。
ペルソナ設定のメリット
商品・サービスの開発に役立つ
ペルソナ設定を設定することで、ざっくりした「30代女性」のようなターゲットではなく、本当に実在しているかのようなターゲットをイメージすることができます。
どんな顔で、どこに住んでいて、どんなライフスタイルを送っているかなど、手に取るように顧客心理が知ることができれば、どんな商品・サービスを用意すれば良いのかが明確になります。
自分で思う理想の商品・サービスが、ペルソナにフィットするのかをチェックすれば、軌道修正をすることができます。
セルフブランディングで役立つ
ペルソナ設定ができていると、起業家自身の打ち出し方であるセルフブランディングを構築する際に、万人受けする起業家像や肩書きなどではなく、ペルソナにのみ響くブランディングに仕上げることができます。
「ペルソナのみに響くブランディング?顧客が限れて売上が落ちるのでは?」と心配する人もいるかもしれませんが、ライバルとの差別化ができ、かつ見込み客からすると際立った存在に見えるため、売上がむしろ上がります。
ライバルに差をつけるセルフブランディングの構築方法
ブランディングとは、お客様がすぐに分かるライバルとの「違い」を作ることです。 「違い」にあたるものは、商品・サービス名、ロゴマーク、デザインなど、いろいろなものがあります。 大企業であれば、ブランディ ...
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集客のためのブログやメルマガのコンセプトが決めに役立つ
ブログやメルマガで、商品・サービスに関する情報を書けば、見込み客がどんどん集まってくる、、、なんて事はありません。
発信する記事の質や量も重要ですが、「万人に向けて」ではなく、「ターゲットになるペルソナに向けて」という点です。
ペルソナ設定ができていれば、そのペルソナのみに向けた記事を書けば良いので、書き方や使う言葉・フレーズなどが決まり、読みやすくまとまったものになります。
さらにブログのデザイン配色やロゴなども、ペルソナが反応するものにすれば良いので、あれこれ万人向けを考えて悩まずに済みます。
ペルソナ設定をする方法
ペルソナを作り上げるときには、より細かい設定まで想定していかなければならず、細かければ細かいほどユーザー像が具体的になり、良いペルソナといえる。例えば以下に挙げるようなポイントを意識する。
ある意味「細かすぎる」属性ですが、理想のお客様像を明確化するためには、必要な情報はすべて設定する必要があるということです。
目を瞑ってペルソナのことを考えれば、「いまこの瞬間に何をして・何を考えてみるのか」手に取るように分かれば、ペルソナ設定は完璧です!
まとめ
ペルソナ設定は、大企業の商品・サービス企画でも使われる手法ですが、個人レベルのビジネスにおいても有効な手法です。
予めペルソナ設定をしておけば、情報発信ビジネスの準備が楽になりますので、ぜひ早期に固めてしまいましょう。