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【取扱注意】おもしろいように人を自由に操れる行動心理学3つの効果

あなたのちょっとした行動がきっかけとなって、同僚が仕事を手伝ってくれたり、理想の相手との結婚につながったり、自由に人を操れる力があったら、こんなに便利なことはありませんよね!

ですが、そんな夢のようなことが、行動心理学を学び活用すれば、おもしろいようにできるようなるのです。

そこで今回は自分が思った通りに相手を操ることができる行動心理学の効果や法則について、特にビジネスで使える3つをご紹介します!

人に物を買ってもらうためには『スノッブ効果』

商品を購入する際には、人の行動心理が表れます。

どのようにすれば商品を購入させられるか、たくさんの企業が行動心理学をもとに商品を販売しています。

例えば、ホームページの商品販売が良い例です。

その中でも希少性を訴えることで、人の行動に影響をあたえることができるものに、スノッブ効果というものがあります。

スノッブ効果は、入手が困難になればなるほど、需要が増加する効果を意味します。

このことから、ありふれた商品よりも一風変わった商品であるなど、とにかく希少であることをアピールすれば購買意欲を湧かし、購入してもらえる可能性が高まるのです。

スノッブ効果で使えるフレーズ

・限定
・希少
・あと○○個

フレーズを見ると、「どこかで見たことがある、聞いたことがある」ようなものではないでしょうか?

知らず知らずのうちに身近なっているスノッブ効果が得られるフレーズですが、あまりに使いすぎると嘘や誇張と相手に取られかねません。

特に紙媒体の広告やチラシ、WEB広告に対する世間の目は厳しくなっているため、十分に吟味したうえで使うようにしましょう。

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意中の相手を仕留めるためには『両面提示の法則』

行動心理学には両面提示の法則というものがあり、デメリットやネガティブなことを先に提示し、続いてメリットを提示すると相手は安心して行動を起こす、というものになります。

両面提示の法則を高額商品のオファーで用いる場合は、次のようにすると効果が高まります。

両面提示の法則を使ったオファー例

デメリット

「当英会話スクールの費用は総額で30万円で、卒業までに180時間のレッスン、期間としては6ヶ月が必要になります。あまりに長期間のため、途中で挫折される方もいます。」

メリット

「ただやみくもに暗記を強いる受験英語のような短期間での詰め込みではなく、じっくり腰を据えた丁寧な指導をモットーにしていること、そして無事卒業された方のTOEICスコアは平均して700以上になるなど、目に見える確実な結果を出していただけます」

費用や期間、途中で挫折する人もいるというネガティブ要素を話したうえで、卒業できればTOEICスコア700が達成できるというメリットを伝えることで、結果に意識をコミットさせることができます。

スクールや塾、さらにダイエット講座のような自分の努力だけでは達成が難しいようなお悩み系商材のオファーに使うことができます。

さらに両面提示の法則を利用すると上手くいくものに、プロポーズがあります。

プロポーズと言うと、自分の良いところをひたすらアピールした方が良いと思いがちですが、逆に不信感を持たれる恐れもあります。

そこで、両面提示の法則を利用することで、相手も安心してプロポーズに応じてくれる可能性が高まるのです。

プロポーズだけではなく、良い人間関係を構築するためにも応用できますので、日頃からデメリットやネガティブなことを先に、メリットは後にを意識して会話をコントロールするようにしましょう。

人に認めてもらい成功するためには『ハロー効果』

ハロー効果とは、人が人を評価する際に、ある一つの特徴が秀でていると、他の特徴まで高い評価をしてしまうという効果です。

この効果は、成功の階段を駆け上がるために是非活用方法を押さえておきたい効果です。

例えば、あなたがサラリーマンであれば、職場の上司に長所をアピールするように意識すれば、おのずと仕事ができる人として信頼されます。

すでに起業しているのであれば、どうしても取引先に加えたい企業の社長を口説き落としたいときに、さりげなく相手より優位な点をアピールすれば、良い結果を生み出せるのです。

ハロー効果を活用した例

相手のニーズを先回りしてリサーチしておく

上司でも、取引先の人でも、クライアントであっても、相手のニーズを先に知っておくことで、会話をスムーズに進行させることができます。

ここでいうニーズとはビジネスのことだけではなく、プライベートのことでも構いません。

相手が犬を飼っているのであれば、犬についての情報を少し深掘りして調べて教えてあげる、お酒が好きな人であれば、希少なワインの飲める店を教えてあげるなど、ちょっとした努力で収集できる情報で構いません。

清潔な洋服、時計やアクセサリーで着飾る

はじめて相手と会うようなシーンで、何よりもまず信頼を勝ち取りたい場合に使える手です。

着飾るといっても、高額なものである必要はありません。

大半の方は自分を少しでもよく見せようと、無意識にハロー効果を実行していますが、あまりに使いすぎると嫌味だと相手が感じたりすることもありますので、十分考えたうえで使うようにしましょう。

まとめ

行動心理学の活用例として、スノッブ効果、両面提示の法則、ハロー効果の3つを取り上げましたが、正しい使い方をすればビジネスはもちろんのこと、人間関係を円滑にすることができます。

さらに行動心理学には、「みんながやっていることなら正しい」という心理で行動してしまう、バンドワゴン効果など、使えるものがたくさんありますので、まずは紹介した3つの行動心理学を実践してみましょう。


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