「人生は一生勉強」というフレーズを聞いたことがないでしょうか?
子どもは勉強することが言わば仕事ですので、勉強することは当たり前なのですが、「社会人になってからも勉強し続けることは大事」と言われてもピンと来ませんよね。
ただ、ビジネスの世界で成功をしている人は全員といっても過言ではないほど、日々勉強を続けている、、、学びを疎かにしてはいないのです。
それでは社会人になっても勉強し続けなければならない理由、さらに勉強と言ってもどのようなものを学ぶと将来的に役に立つかについてお伝えします。
勉強とは考えを柔軟にする教養を得ること
「勉強」とは「知りたい」という欲求を満たし、思考を柔軟にしてくれる、生きていくために必要不可欠なことです。
人間には満たしたいと思う本能的な欲求があります。
この欲求を満たすために必要なものに、知的好奇心があります。
「知りたい」という欲求がこそ、「生存の欲求=健康でありたい」「楽しみの欲求=サッカー観戦のためにルールを覚えたい」などの5つの欲求の根源にあるのです。
勉強恐怖症は人生の弊害でしかない
子供の頃は、将来のためというよりも、目の前の試験、例えば受験のために「勉強させられていたのであって、自ら学ぼうとは考えていなかった人も多いのではないでしょうか。
このように強制されていた感覚で勉強を捉えていると、「勉強恐怖症」に冒されていまい、教養や知識の吸収を面倒でしょうがないと考えるようになります。
そうなると仕事で覚えなければならないスキルやノウハウを学ぶことも嫌になるばかりか、楽することばかり考えるようになり人間としての成長に支障を来してしまいます。
一生勉強の「勉強」とは「学問」とは限らない
よく成功している経営者の方が「人生は一生勉強です」と言っていますが、ここでいう勉強はいわゆる学問だけではありません。
人生を豊かにするための教養や知識を得るためのものと考えましょう。
そこで、小難しい「○○学」や「○○論」のようなものではなく、「役立つ」と思えるもの、「とっつきやすい」「身近」なものを学ぶようにしましょう。
「人生を生きていくためには、必要なことだな」と思えるようなことばかりですよね!
学問でありませんが、いわゆる「自己啓発」といわれるジャンルは、一生かかって勉強していくことですので、ぜひ興味関心を引くものから本やDVDなどで勉強を始めてみましょう。
学びは実践してこそ意味がある
「人生は一生勉強」の意味や意義が分かったところで、是非頭に入れておいていただきたい言葉があります。
「人生は勉強し続けることも大切だが、それを実践してこそ意味がある」
つまり、知識や教養を得ることは良いことですが、それだけでは人生の価値としては不十分であるということです。
自分の中に吸収した知識を実践に役立ててこそ、意味があるのです。
まとめ
より良い人生を送るために勉強することは良いのですが、例えば資格の勉強をして「資格取得」「免許皆伝」の称号だけ得たまま、実際には役立てていない人もいます。
もしくは勉強することは趣味にになってしまい、ありとあらゆるノウハウを吸収しないと気がすまない人、、、いわゆるノウハウコレクターの人もいます。
特に将来の副業や起業に役立てようと勉強を続けている方は、学び過ぎには十分注意しましょう。