ビジネス起業準備

【学びはこれだけで十分】起業時に最低限知っておくべき4つのビジネス知識

日本人は勉強熱心だとよく言われますが、

「今後起業したいのですがビジネス知識がありません。何から勉強すれば良いのでしょうか?」

このような相談を受ける度に、その真面目さに脱帽したくなります。

確かにビジネス知識を学ぶことは大切なことなのですが、学べば学ぶほど心配不安が増えていき、行動にブレーキがかかるようではいけませんよね?

そこで今回は、最低限これだけ知っておけば十分な、ビジネス起業に関連する知識をお伝えします。

貴重なビジネス準備の時間を節約するために、ぜひ参考にしてください!

そもそもビジネス知識とは何か

そもそも知識は一般知識、専門知識の2つに分けることができます。

一般知識は、生活する上で必要なことであり、一般常識と言い換えることもできます。

誰もが知っていることですので、一般知識を起業のために学び直す人はほとんどいません。

そうなると起業に必要な知識とは専門知識となるわけですが、専門知識もビジネスを始めるのに必要な知識、必要でない知識に分けることができます。

起業というと、会社を設立する知識や税金の知識などが、必要と思われがちですが、ゼロから学ぶ必要はありません!

司法書士や行政書士のような専門家にすべて任せてしまえば良いのです。

フォーカスすべきことは、自分が展開するビジネスに必要な専門知識をだけを学ぶことです。

知識は以下の4つに分けられる

・一般知識
・専門知識
・ビジネスで必要な知識(←ここにフォーカスすべき!)
・ビジネスで必要のない知識(会社設立・税金の知識は学ぶなくても良い)

ビジネスが回る仕組み

ビジネスの基本は利益を出すことです。これは企業でも個人事業でも変わりません。

そこで必要なるのが、売上や利益を管理する財務・会計の知識になります。

ただ、ここで完璧な財務・会計の知識を予め学んでおかなければならないと思ってしまい、企業会計や簿記を学ぼうとする人もいることでしょう。

結論から言えば、企業会計や簿記を起業準備段階で学ぶ必要はありません!

最低限、売上・経費・利益を数字で追うことができる、家計簿レベルの知識があれば十分です。

開業届や会社登記をした後に、必要に応じて学べば良いことですし、面倒なら税理士に任せてしまっても良いのです。

経理のことで頼りになる税理士の顧問料は、月額5,000円〜1万円台からですので、負担もそれほどかからず安心です。

ビジネス準備段階ではビジネスの計画目標、集客基盤を整えることに時間を費やすほうが重要です。

売れる商品の作り方

ビジネス起業したばかりの人にとって、重要なことはいかにビジネスを軌道に乗せるかということです。

つまり、早く利益を出す仕組みをを作り出すということです。

そのために必要なことは、どのような商品やサービスを提供すれば利益が出るか、つまりビジネスモデルを構築することです。

このビジネスモデルの構築は他人任せにはできませんので、ゼロから学ぶ必要があります。

売れるビジネスモデル作りの3ステップ

①類似ビジネスの情報収集・チェック
②先に成功している起業家の知己を得る
③ビジネス展開に必要なノウハウを会得する

ビジネスモデルの構築で大切な点は、ビジネスモデル構築までのプロセスを知ることです。

ビジネスモデル構築をする上での情報収集3つのコツ

・売れているビジネスモデルがどのような経過で出来たのか
・かかった時間はどれくらないのか
・必要なリソースはあったのか

これらも併せて学ぶようにしましょう。

個人事業主レベル、株式会社であっても1人社長という小規模レベルであれば、ビジネスモデル構築セミナーのようなノウハウが素早く選べる場で学ぶ、もしくは売れるビジネスモデル構築に慣れているコンサルタントを雇うのが良いでしょう。

本屋さんにあるビジネスモデルに関する本は、実店舗型のビジネスモデル構築、もしくは規模の大きな企業向けにフィットするものが多いので、学ぶのではなく参考程度に読むようにしましょう。

パソコン・インターネットスキル

手に職がある料理人や美容師のようなプロであっても、ビジネス運営するのにパソコン操作は必須です。

つまり必要最低限のパソコンに関する知識やスキルを知らないと、ビジネス自体が進みません。

ただ知識と言っても、パソコンで文章が入力できる、インターネットを見ることができるくらいであれば最初は十分です。

パソコンの基礎知識の中でも、

・ワード
・エクセル
・パワーポイント

Office系のソフトは何となく分かるレベルで十分です。

一方、

・情報を調べる方法
・HP・ブログ運営方法

こちらに関しての知識は書籍やWEBサイトで、操作法はYoutubeで無料で学ぶことができますので、必要に応じて学ぶようにしましょう。

一方、ブログなど、文章を書く必要があるときに活かせる、コピーライティングのスキルは、業種を問わず起業家には必須の知識です。

例えば、商品やサービスの告知をするとき、チラシであろうとブログであろうと、コピーライティング力とセンスがないとどうしようもありませんからね。

コピーライティングに関しての書籍やWEBサイト、有料セミナーなど、学べる場はたくさんありますので、ビジネス準備の段階で少しずつでも学ぶようにしておきましょう。

マーケティングのスキル

ビジネスモデルを作り、情報発信ができるブログなどのオウンドメディアを構築するスキルが備わったあとは、アプローチするお客様のリストを手に入れるための「集客=マーケティング」を学ぶ必要があります。

ラーメン屋さんやマッサージ屋さんのような実店舗型のビジネスであれば、チラシミニコミ誌への掲載、さらに有料で掲載できる集客メディアを使う手がありますが、スキルやノウハウを売り物にしているコーチやコンサルタント、講師のような職種の場合、チラシや集客やミニコミ誌では効果が出にくいでしょうし、集客メディアも良いものが見当たりません。

そのためスキルやノウハウを売り物にしている人は、ブログやSNSを使って顧客リスト(=メールアドレス)を集めて、メルマガを使ってセールスをするダイレクトマーケティングの知識と活用方法を学びましょう。

さらにダイレクトマーケティングと進化系である、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の知識と活用方法を身につければ、集客で悩む必要はなくなります。

まとめ

ビジネス知識というと範疇が違うかもしれませんが、時間管理は自分でビジネスを起す起業家には必須なスキルです。

時間管理は手帳のようなもの紙で管理しても良いですし、スマートフォンで管理しても構いません。

アナログが好きな人は紙、デジタル好きな人はスマートフォンと自分の好きな方法で管理すればOKです。

そして欲求を上手にコントロールすることも起業家には必要なことです。

ここで言う欲求とは、ビジネスのための行動を妨げるものです。

「テレビを見たい」「遊びに行きたい」「眠りたい」などなど、いろいろな誘惑がありますが、上手くかわして行動を持続させることが重要です。

テレビを押入れにしまってしまう、友人に3ヶ月間は一緒に遊べないと宣言するなど、思い切って誘惑をシャットアウトしてしまうのも手です。


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