サラリーマンから独立して起業家として大転身をしようする、、、まさに人生をかけた賭けですよね。
明るい未来に期待して起業準備を始めたものの、思うように行動できない、行動が続かないのであれば、モチベーションが不足している可能性があります。
そこで今回は、起業に向けた行動でモチベーションを維持し続ける方法をお伝えします。
意外な盲点「モチベーション」と「やる気」の違い
「このままサラリーマンとして定年を迎えるのか嫌だ」「自分のペースで必要最低限の収入を得て暮らして生きたい」起業準備をされている方の起業動機は千差万別です。
ただ1つ共通している点は、起業準備をされている人は、起業したいと思う「やる気」は十分だということです。
ここで不思議に思うことはないでしょうか?
「やる気」があるにもかかわらず、モチベーションの維持できない、、、、これってどういうことでしょうか?
実は意外に多くの人が、「やる気」とモチベーションの意味を混同しています。
そもそも「やる気」とは、物事をやり遂げようとする気持ちであり、モチベーションは物事をやり遂げようとする気持ちに刺激を与えるものです。
「モチベーションが続かず、起業準備が捗りません」という人は、大前提である起業したいという気持ちが萎えていないか、チェックしてみてください。
さらに「起業したいという気持ち、やる気は十分あるが、モチベーションが維持できない」という人は、起業準備の期間が長期間でないかをチェックしてください。
「今から1年後の○月○日に起業する」と期限を切っている人と、「今から5年以内に起業できればいいと思っています」と期限が曖昧な人では、「やる気」の度合いも違いますし、モチベーションの状態も違います。
起業準備の段階でのモチベーションは、期限を切った上で行動する場合でしか維持できない、ということを覚えておいてください。
起業後の理想のライフスタイルをイメージする
起業するからには、サラリーマンの現状では得られていない、お金と時間の自由を手に入れたいと思うものですよね。
日本のサラリーマンの平均年収は、年功序列が完全になくなっていないため、年代が上がるごとに高くなっています。
平均年収ランキング2017(転職・求人DODA調べ)
年代 平均年収 20代 346万円 30代 455万円 40代 541万円 50代 661万円
あくまでも平均年収であり、業種や職種によって年収は異なるものですが、起業して個人事業主、株式会社の代表取締役社長になることで、20代にして50代の平均年収を軽く超えることも絵空事ではありません。
起業するからには年収1,000万円以上は当たり前、しかも手取りで1,000万円を毎月もらえることをイメージしてください。
人間が頭で想像できることは、実現することができます!
「やる気」とモチベーションが維持できれば、夢にまで見た理想はすぐ目の前までやって来ています。
「モチベーションが切れてきたな」と思ったのであれば、1分間目をつぶって、理想のライフスタイルをイメージしてみましょう。
自己承認・自己肯定感を満たす
起業する人は、「自ら稼ぐ」というサラリーマン時代にはないミッションに挑むことになります。
そのためには揺るがない自信と、「自分にはできる、絶対できる」という気持ちが必要になります。
ただ、自分自身に対して自信が持てない、自分を評価できないという気持ちが心の奥底にあると、せっかくの「やる気」もモチベーションも萎んでしまいます。
ぜひ、「自分という人間は可能性を秘めている」「必ず起業して成功できる」という自己肯定感に満ちた状態を作り出す努力をしましょう。
常日頃から、「自分はだめだな」「起業しても失敗そうだな」のような、自己否定とも言えるネガティブなことを言う、考えるにではなく、ポジティブなことを言う、考えるようにしましょう。
敢えて数日の休息の時間を設ける
高いモチベーションを維持して行動し続けると、反動で疲れ果ててしまい、行動が継続できなくなることがあります。
モチベーションに火をつける燃料切れ状態になったのであれば、燃料補給のための休息の時間を設けましょう。
ただ、ダラダラ無意味な時間を過ごす、例えばスマホをいじり続ける、テレビを見る、ゲームをするような時間を休息とするのは当然ながらNG!
起業準備の一助となるような知的好奇心や視野を広げるような本を読んだり、思い切って海外旅行に行くなど、価値のある時間を休息に当てるようにしましょう。
互いに応援し合える起業仲間を見つける
1人でビジネスを立ち上げようとするのは、孤独な作業を続けることを意味します。
起業準備のペースは自分次第ですので、気分次第でやったりやらなかったりと、「やる気」もモチベーションにもムラが出ることがあります。
そこで1人で起業準備をしている人は、異業種交流会や起業セミナーなどに出かけて、同じ志の仲間を見つけましょう。
「3人よれば文殊の知恵」という諺もあるように、起業仲間が集えば、自分の弱点を補えるヒントやアイデアをもらうことができますし。お互い励まし合うことで、モチベーションをし続けることもできます。
起業仲間は必ずしても同じような業種業態である必要、同じような年令や性別である必要はありません。
前向きでポジティブな言葉使いをしている、起業した後のビジョンが明確で共感できると感じたら、その人が起業仲間です。
まとめ
何かの作業をしていて、一時的にモチベーションが切れた場合には、小休憩を取ったり、水を飲んだり、深呼吸をしたりなどのリラックスできることをすれば良いのですが、起業準備という経験したことがない行動に挑んでいる場合にモチベーションが維持できない場合には、今回お伝えしたような「やる気」とモチベーションの関係や、行動した結果実現する将来のイメージの明確化など、また違うことをする必要があります。
ぜひモチベーションを維持し続けて起業を成功させ、理想のライフスタイルを実現させましょう!