会員制のサービスは、優良な顧客を囲い込むために昔から使われている手法の1つです。
店舗であれば会員登録すると、会員カードの発行やさまざまな優待が受けられたりするなど、大きなメリットを顧客は得ることができます。
これをリアルの世界ではなく、オンライン上、つまりネット上行うのがオンラインサロンになります。
そこで今回はネット上で行うオンラインサロンをするメリット、そして有料化してお金を稼ぐ方法をお伝えします。
目次
オンラインサロンとは?
リアル店舗の会員制サービスには、誰もが入会できる無料のものもあれば、有料のものもあります。
無料会員の場合は、それなりのメリットが、有料会員にはかなりのメリットがないと、会員になろうとは思いませんよね。
オンラインサロンの場合、リアル店舗の会員制サービスとまったく同じ考え方ですが、無料会員を受け入れているものは、ほとんどありません。
簡単ですが、
・メルマガ読者・・・無料会員
・オンラインサロン会員・・・有料会員
このような感じで区別すると分かりやすくなります。
つまりメルマガで書いてあるようなレベルの情報ではなく、お金を払う価値のあるレベルの情報が得られる等のメリットを、オンラインサロンでは用意する必要があります。
オンラインサロンに向いているのの・向いていないもの
オンラインサロンは、優良顧客の囲い込み+収益源の確保が目的になりますので、それなりの情報発信や会員を満足させる仕掛けが必要になりなす。
ただし、オンラインサロンに向いているビジネスのジャンル、向いていないジャンルがありますので、自分がどれにあたるか見極める必要があります。
オンラインサロンでは、定期的に役に立つ情報の配信や、オンラインセミナー開催など、会員でないと知ることのできない、参加できないものを用意します。
オンラインサロンを始める方法
オンラインサロンが何となく理解できれば、実際にどのようにしてオンラインサロンを運営すれば良いのかが知りたくなりますよね。
そこでオンラインサロンを運営するためのプラットフォームをご紹介します。
DMM lounge
「DMM.com」をはじめ、いろいろなサービスを展開しているDMMが運営するプラットフォームが、DMM loungeになります。
オンラインサロン運営のプラットホームの先駆者だったsynapseとの統合が発表され、synapseの新規登録がストップしている今、始めるならDMM loungeの一択となりました。
主に
・会員の入退会管理
・会費支払いの管理(クレジットカード、PayPal、振込など)
オンラインサロン運営に欠かせない機能の他に、運営サポートも提供しています。
会員に向けた情報発信などはクローズドなFacebookグループで提供し、セミナーなどはzoomで行ないます。
WordPress
DMM loungeを利用する場合、会員管理やサポートをしてくれる代わりに運営手数料を支払う必要がありますが、自分でWordPress上に専用ページを設けて運用する場合は、運営手数料を支払う必要はありません。
※会費の徴収のためにクレジットカードやPaypalを使う場合には、決済手数料は必要になります。
プラットフォームを自分ですべてを構築するとなると、WordPressのカスタマイズができないと厳しいですが、ココナラなどで外注さんにお願いして構築してもらうという手もあります。
オンラインサロンの会費の決め方
オンラインサロンを運営するプラットフォームが決まれば、サロンのコンテンツやサービスと会費を決めることになります。
オンラインサロンは長く会員として留まってもらうことで収益を上げるビジネスモデルですので、
・ノウハウの公開は小出しにする
・定期的なフォローアップの場にする
・交流の場を提供する
など、高額のコンサルや講座とは区別すべきです。
そして会費も月額千円〜1万円程度のように、継続して払っても損に感じないようなレベルにするほうが良いでしょう。
似たようなオンラインサロンを運営しているライバルを参考にして、サービスや価格を考えましょう。
まとめ
会員制のオンラインサロンは、有料メルマガ(まぐまぐ、noteなど)と共に、起業家が定期的な収益を稼ぐのに向いているプラットフォームになります。
会費が月額3,000円、会員が100人いれば、月30万円稼げ、さらに優良顧客・ファンの囲い込みができるという、一石二鳥を狙うことができますので、自分のビジネスをある程度確立できたら是非取り組むようにしましょう!