どんなにすごいスキルや経験を持ち合わせていても、コンサル商品の中身がイマイチだと売れるものも売れません。
そこで、情報発信ビジネスで「売れるコンサル商品」を構築するための方法、そして価格設定についてお伝えします。
目次
コンサルビジネスのサービス内容の構築する方法
ライバルのリサーチをする
そもそもコンサルビジネスの前提は、
・困っている人が一定数存在している
・お金を払ってでも解決したいと思っている
この2つの条件が合って、はじめて成立します。
誰もやっていないようなコンサルビジネスを仮に捻り出すことができたとしても、よくよく調べてみると、十中八九似たことをしているライバルがいるものです。
ビジネスを始めてからライバルの存在に気づくようでは遅すぎますので、必ず先にライバルチェックを徹底的に行いましょう。
ライバルチェックの方法としては、ネットで検索する方法がてっとり早いですが、すべてのライバルをチェックできるとは限りません。
チェックできるのはネットで情報発信している、あるいは集客をしているライバルのみになりますので、口コミベースで集客しているライバルは、SNS(Facebook、Twitter,mixi)などもチェックしましょう。
そして、ライバルチェックを徹底して行うと、どんなサービスを提供しているのかを把握することができます。
自分で考えていたサービスに加えることができるものがあれば、ぜひ取り入れましょう。
サービス内容の一覧を作成する
顧客がコンサルティングに求めているのは、話を聞いて簡単なアドバイスをしてもらうことではなく、根本的な問題解決です。
そのためにコンサルタントとして、実際に提供できることを一覧で書き出す棚卸しを行いましょう。
棚卸しはできる限り細かく行うことがポイントです。
例えば
・PCのセッティング
ではなく、
・Windows10、MacOSのインストールとインターネット接続設定
のように具体的に書くようにしましょう。
サービス内容をステップ・バイ・ステップ形式で並べ替える
コンサルビジネスには、弁護士のように時間を決めて、困っていることを都度アドバイスするような、スポット型コンサルの形態もありますが、単価を高く設定することができません。
単価を高くするためには、1回(セッション)ごとの内容に連続性を持たせて、「10回セッション1セット」のようなパッケージ売りにすることです。
そのために一覧で書き出したサービス内容を、ステップ・バイ・ステップ形式で並べ替えるようにしましょう。
例えば、PCでインターネットを使い込ませるようにすることを目的にしたコンサルティングであれば、
②PCの購入方法
③インターネットプロバイダーの選び方
④PCにOSをインストールする方法
⑤PCをインターネットに接続する方法
このような形にすると、「サービス内容=小さなゴール」に顧客には見えますので、コンサルの内容が分かりやすくなります。
コンサルの期間か回数を決める
コンサルビジネスは、スポット型コンサルではなく、回数を決めたパッケージ型コンサルにするほうが、販売価格を上げることができます。
さらにパッケージにして付加価値を付けると、「価格以上のお得感」を演出することができますので、必ずパッケージ型のコンサルにしましょう。
まずコンサルティングは問題解決がゴールになりますので、いつまでに、何回の指導で実現するのかを最初に明確にすることが重要です。
・6ヶ月で10回のセッション
のような期間と回数を決めて良いですし、
・6ヶ月間、セッション回数無制限
のような期間だけ決める形でも良いです。
ただ、
・10回のセッション、期間は特になし
のように回数だけ決めて期間を決めない形にすると、顧客がダラダラと行動して問題解決に至らないことが往々にしてありますのでオススメしません。
コンサル価格の決め方のコツ
コンサルの内容と提供期間と回数が決まれば、最後は価格設定です。
コンサルビジネスの場合、標準価格のようなものは合って無いようものですので、好きなように価格設定をしてOKです。
ただし、あなたと同じようなサービスを提供しているライバルがいる場合には、そのサービス内容と価格は参考にすべきです。
ライバルが「10回のセッションで20万円」のサービスを提供しているのであれば、同じ内容に合わせて付加価値を付けて価格を上げられないかを検討しましょう。
付加価値は、サービス内容を充実させる、何かの特典を付ける、アフターフォローを付けるなど、あらゆる面で顧客のためになるものを考えましょう。
内容が充実していればいるほど、価格を上げることできます。
まとめ
コンサルビジネスの内容と価格を決めることは、初めての場合は難しいものです。
自分のスキルや経験に自信が持てない場合、高い価格にすることにすることに抵抗を感じることがあるかもしれませんが、安価に設定すると後で値上げができないため注意が必要です。
価格を決める上で大切なことは、「ここまでサービス提供して○○円とは安い」と思うくらいに内容充実させることです。
自信や経験が不足していても、サービス内容が相当充実していれば、ビジネススタート直後であっても納得できるはずですからね。