SNSの中でもFacebookは、リアル寄りのメディアのため、イベントやセミナー集客で威力を発揮してくれます。
そこで今回は、Facebookのイベント機能を使って、自分のイベントやセミナーを登録する方法、さらにFacebookで周知する秘訣も併せてお伝えします。
目を引くFacebookイベントの登録方法
Facebookイベント機能は、単純にイベントやセミナー情報を登録するだけでなく、申込状況の確認や掲示板機能などの最低限の機能も用意されています。
まずは登録方法を順を追ってお伝えします。
左側のサイドメニュー「イベント」をクリックします。
Facebookのイベントは「公開」「非公開」の2種類があります。
「公開」は文字通り、全Facebookユーザーが登録したイベントを見ることができる設定になります。
一方の「非公開」は、指定した一部の友人などへイベント招待をしたときにだけ、見ることができる設定になります(内輪のパーティー等)ので、用途によって使い分けましょう。
通常は「公開イベントを作成」をクリックします。
イベント画像にトコトンこだわる
「Facebookではビジュアルが命」と言われるくらい、登録する写真次第でイベントの周知や申込状況が変化します。
そのため必ず見栄えの良い写真、さらに画像サイズは「1200px ✕ 628px」のものを用意するようにしましょう。
画像サイズがピッタリ合っていると、このように見栄えが良く表示されますので、文字の配置などを工夫しましょう。
イベントに合う画像が手元にない場合には、canvaで作成すると、目を引くかっこいいデザインの画像を用意できます。
イベント詳細は細かく書く
どんなに良いイベント、セミナーでも、参加したいと思わせる中身が見えなないと、ユーザーが申込みというアクションを起こしてくれませんよね?
そこでイベントの内容はできる限り細かく書くようにしましょう。
①イベント名
イベント画像と共に、重要なのがイベント名です。イベント名には文字数制限はないのですが、全角28文字以上になると後ろが途切れてしまうため注意しましょう。
②場所
住所、特定の店や会場などを登録することができます。
ただ、場所を知られなくない場合もあると思いますので、その場合は最寄り駅などを登録しておきましょう。
③開催日時
開始と終了の日時を入力しましょう。ちなみに『UTC+09』とは日本時間のことです。
④詳細
参加するか否かを決める詳細をしっかり書くようにしましょう。
⑤キーワード
イベントをキーワードで検索するユーザーのために、任意のキーワードを登録しましょう。
⑥オプション(投稿)
イベントを編集、あるいは掲示板に投稿できる人を、以下の2つから選択できます。
・すべての人に投稿を許可(報告された投稿とストーリーは承認の必要あり)
・すべての人に投稿を許可(投稿とストーリーはすべて承認の必要あり)
通常は「すべての人に投稿を許可(報告された投稿とストーリーは承認の必要あり)」を選択しておきましょう。
⑦オプション(ゲストリスト)
ゲスト(=イベント招待を出した人)リストの表示有無を設定できます。用途によって選択しましょう。
Facebookイベントの周知方法
Facebookイベントは登録しただけでは周知されないため、積極的に周知するアクションを起こす必要があります。
イベントをシェアする
イベントを自分のタイムラインをはじめ、管理しているFacebookページなどで投稿シェアすることで周知していく方法です。
ただ、他のユーザーの目に留まるのがタイミング次第になるため、持続して効果を発揮するためには、多くの「いいね」を集める仕掛けをすることが重要です。
そのために、Facebook上の友人などに「いいね」を押してもらう、さらにシェアして拡散してもらうように、ダイレクトメッセージでお願いしましょう。地味ですが効果的です!
イベントに招待する
イベントへの招待を指定したユーザーに送ることができます。ユーザーのお知らせ欄にイベントの招待が入りますので、そこからイベントページを見に来てもらうことができます。
ただユーザーによっては、お知らせに気づかないケースもあるため、効果は限定的です。
ダイレクトメッセージを送る
先に挙げた「イベントをシェア」と共通しますが、「この人には参加して欲しい」という人がいれば、直接イベントページの内容と趣旨、そしてURLを書いたメッセージを直接送りましょう。
直メッセージなので、単純にシェアするだけより効果的ですが、一歩間違えると迷惑メッセージになることもあるため、日頃からやりとりをしている親しい友人だけに絞って送るようにしましょう。
通常の投稿で周知する
Facebookへの通常の投稿に、イベントの内容やURLを入れて周知するのも効果的です。ただし、あからさまな告知ばかりすると嫌われますので、
・立て続けの投稿にしない
・イベントやセミナーの準備などの近況報告のついでを装う
この2つを意識して周知すると良いでしょう。
まとめ
開催しようとしうているイベントやセミナーが、Facebookユーザー層に合致するものであれば、容易に集客できるのがイベント機能です。
ただ、そもそもFacebookの友達の数が少ない(=影響力・拡散力が低い)、Facebookを利用していない(ログイン頻度が低い)場合には、どんなに内容が良くても周知が上手くいかずに、集客で苦戦することになります。
そのため場合によっては、有料の広告を上手く使って集客することも検討しましょう!