夢や理想を実現にするために必要なものはたくさんありますが、その中でも目標設定は必須中の必須といえるものです。
ただ、多くの人は正しい目標設定の方法を知らないために、「目標設定はしているのに、思う通りに実現しない、、、」という負のスパイラルを繰り返しています。
そこで今回は、完璧な目標の立て方、SMARTゴールを使った目標設定の方法と具体的な事例をご紹介します。
目標設定に使える!SMARTゴールとは一体何なのか?
やりたいことや実現したいことを書き連ねることを「目標設定」と考えている人がいるのですが、それは夢や理想を書き連ねているだけのメモ書きに過ぎません!
時間が経てばメモ書きがどこに行ったのか分からなくなり、目標設定らしきものを作ったことさえ忘れてしまうことでしょう。
そもそも正しい目標設定とは、夢や理想を実際に行動できるように具体化すること!そこで使えるのが5つの要素で構成されたSMARTゴールなのです。
SMARTゴールとは、 目標設定における5つの領域の頭文字を取ったものであり、夢や目標を具体的かつ明確化して行動できるレベルまで落とし込んだものです。
SMARTゴールを構成する要素
S・・Specific(明確で、具体的か?)
目的、ビジョンが明確、かつ具体的な目標を設定します。
M・・Measurable(測定可能か?数字化できるか?)
測定可能、数値化というと何だか難しそうですが、売上や収入のような金額と考えると分かりやすいです。
さらに目標達成に至るまでの経過(プロセス)や最終的な結果を
自分視点だけではなく、客観的に分かるかどうか(イメージしやすいか)という点も大切です。
A・・Achievable(達成可能か?)
望む結果を達成できる機会やチャンスがあるかを、 予め目標設定の段階で考えておくことが大切です。
「経験ゼロからネットビジネスで起業して、1年で100億円を稼ぐ」のような、実現が絵空事に近いようなものではなく十分に自分で達成可能と思えるもの、もしくは結果を出している人が存在しているもののほうが良いです。
R・・Relevant(価値観に沿ったものか?)
目標設定しても結果ができない人の中には、「一生懸命やったけど、やることに意味が感じられないので止めました」という方も多いはずです。
目標達成することがあなたの価値観に合っているのかを、目標設定の時点でしっかりできることが重要です。
T・・Time Sensitive(期限が決められているか?)
ダラダラ行動していても、 結果は出ません。
しっかりと期限を決めて、 期限に向けて行動することが何よりも大切です。
SMARTゴールで目標設定する前にやるべき領域整理の方法
明確にやりたいことが決まっている人にとっては、SMARTゴールを設定することは難しくはありません。
一方で、「起業したいけど、何をしたらよいか分かりません」「やりたいことが有りすぎて、1つに絞り込めません」というような方もいらっしゃいます。
そのような方は、SMARTゴールを設定する前に、やりたいことや夢や理想、望む人生を「人生の輪」を使って整理することをおすすめします。
人生の輪とは、自分の人生を8つの領域に分けて、今現在の満足度を0~10点で示すことで、自分の今現在の状況把握とこれから満足度を上げるべき領域を客観視するために使用するものです。
例えば「お金」「ビジネス」の領域が低い場合には、現状の仕事ではなく、転職や起業を選択するのも良いですし、現職で出世する道を選択するのも良いでしょう。
SMARTゴールの設定例
「何となくSMARTゴールや人生の輪は分かったけど、具体的にどんな感じで目標設定すれば良いの?」という方のために、事例をご紹介します。
ネットビジネスで起業したい場合のSMARTゴール設定例
S・・Specific(明確で、具体的か?)
M・・Measurable(測定可能か?数字化できるか?)
A・・Achievable(達成可能か?)
R・・Relevant(価値観に沿ったものか?)
T・・Time Sensitive(期限が決められているか?)
まとめ
SMARTゴールの詳細と具体例を見ていただき、自分がこれまで目標設定だと考えていたこととのギャップをお分かりいただけたのではないでしょうか。
目標設定はすべての行動の基本ですので、SMARTゴールを使って設定することは必須です。
ただ、SMARTゴールを設定すれば、自動的に目標達成できるということは当然ありません。
目標達成するためには、より詳細な行動計画や戦略を決める必要がありますし、行動を邪魔する「先延ばし癖」のうような自分のマネジメントも必要になりますので、しっかり目的意識をもって設定するようにしましょう。
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