ビジネス起業準備

悩み解決型ビジネスで起業するための大切な5つのポイント

悩み解決型ビジネスとは、悩んでいる人が抱えているさまざまな問題を解決することで、お金を頂戴するビジネスです。

誰でも少し考えれば、どんなビジネスがあるのか思い当たるものがありますよね。

悩み解決型ビジネスは、市場とニーズがあれば簡単に参入でるので、資金ゼロで起業することも可能ですが、並み居るライバルの先を行くためには、相応の準備が必要になります。

そこで今回は、情報発信ビジネスのメインストリームでもある、悩み解決型ビジネスで起業するために押さえておきたいポイントを、例を挙げながらお伝えします。

悩み解決型ビジネスと3大メガニッチ

3大メガニッチとは、人間が抱えている諸問題の中にあって、自分だけでは上手く解決できないもので、かつお金を支払っでも解決をしたいと思っているものです。

3大メガニッチ

健康

健康の分野や病気などの問題から、食べ物、ダイエット、効率的な運動法などの健康維持まで、身体に関連する悩みの問題も含みます。

人間関係

会社における人間関係の悩み、恋愛の悩み、結婚や離婚、夫婦関係や子育てなどの悩みまで、対人に関するすべて問題を含みます。

お金・ビジネス

貯金や節約術、各種投資、就職・転職、ビジネス起業など、お金や仕事が絡むすべての問題を含みます。

悩み解決型ビジネスを3大メガニッチで分類すると、ぼんやりしていたビジネス像がクリアになったのではないでしょうか?

どの悩みも深刻でないもの、過去自分で解決できたものであれば、わざわざ誰かにお金を支払って解決してもらおうとは思いません。

ただ、悩みが深刻なものであればあるほど、どうにもならずに解決のためにお金を支払おうとするのです。

例えばあなたが、

・人から悩みの相談をよくされる
・子育ての経験がある
・人の役に立つことに喜びを感じる

これらに該当する場合には、「子育てで悩んでいるママをサポートするビジネス」をするのはどうでしょうか?

まずは自分で何ができるのか、考えることから始めてみましょう。

悩み解決型ビジネスの市場とニーズを調べる

大まかに、どのような悩み解決をするビジネスをするかが決まったのであれば、市場とニーズの調査を行う必要があります。

例えば、「子育てで悩んでいるママをサポートするビジネス」を展開しようと思う場合、そもそもどんな子育ての悩みがあるのかというニーズ、そして悩みの数を調べるということです。

人々の悩みを調べられる3大WEBサイト

・Yahoo!知恵袋
・教えてgoo
・OKWave

自由に悩みを書き込んで、その解決方法もまた自由に書き込めるWEBサイトは、人々が抱えている問題を調べるにはまさに打ってつけです。

自分が決めた分野の、悩みの種類が多ければ多いほど、市場とニーズに可能性があるということです。

子育てに関する問題について調べてみれば、

・「仕事で疲れているのに、子どもが言うことを聞いてくれないです」
・「共働きですが、夫が子育てに非協力的で困っています」
・「公園で同じマンションのママ友たちに仲間はずれにされています」

このような切実な悩みを見つけることができます。

「人々の悩みを調べられる3大WEBサイト」は、あらゆる悩みと解決方法が集約されていますが、各悩みに特化した悩みと解決方法が書かれている「特化型サイト」もあります。

市場の可能性を調べるためには、WEBサイト以外にも書籍の数や種類を調べたり、子育ての悩みを解決することを生業にしている人をピックアップしたりすれば、自ずと見えてきます。

ビジネスモデルを構築する

自分が展開するビジネスの方向性、そして市場とニーズを調べることができたいのであれば、次にやることはビジネスモデルの構築です。

商品・サービスの詳細、提供方法を、ライバル(=先にビジネスを手がけている起業家)を参考にして考えるのが良いでしょう。

ただし、完全にパクってしまうのは当然ながらNGですので、ライベルとの差別化できるポイントはないか、オリジナリティを発揮できるものはないかを考えましょう。

先にビジネスを手がけている起業家との差別化ポイント

商品・サービス

ライバルの商品・サービスに、付け加えられるものはないか

ターゲティング

ターゲットの性別や年令、地域などの属性で、ライバル差別化できないか

価格

ライバルに対して価格面で優位に立てるものはないか

提供方法

ライバルがリアルセミナーや対面コンサルがメインなのであれば、WEBを使ってのコンサルができないか

ポジションング

ライバルに対して、斬新な肩書き、バックグラウンド、資格や経験でアピールできる点はないか

先行するライバルに打ち勝つために、あらゆる点で差別化できるポイントを考えましょう。

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情報発信力

ビジネスのニーズや市場を調べた時点で、自分の展開するビジネスのアピール・情報発信とWEBとの親和性の高さを再認識されたことでしょう。

悩み解決型ビジネスの情報発信は、自分のWEBサイトをメインに据えてオウンドメディア型をオススメします。

オウンドメディア型の情報発信の詳細

オウンドメディア

WEBサイト=ブログ(WordPress)に、ビジネスに関する情報や問題解決の方法など、お客様を意識したコンテンツを蓄積していきます。

豊富なコンテンツが掲載されたWEBサイトは。検索エンジン対策(SEO対策)で、ライバルに対して有利に働きます。

コンテンツは、入口になる大まかな悩み解決のヒント(=ノウ・ハウ(know-how))、そして完全な解決方法(=ハウ・ツー(how-to))の一部まで留め、残りはメインサービスでサービス提供します。

動画(Youtube)

オウンドメディアは記事(=文字や画像)だけではなく、ノウ・ハウ・ハウ・ツーの一部に関する動画も提供します。

動画掲載はWEBサイトに直接アップロードするのではなく、Youtubeに掲載するのがSEO対策でもベストです。

メールマガジン

オウンドメディア、動画を訪れた人の中で、さらに深く悩みや問題解決の方法を知りたい人たちに向けて、メールマガジンを配信して見込み客とします。

ソーシャルメディアの役割

ソーシャルメディアは、FacebookやTwitter、インスタグラムなどのことですが、あくまでもオウンドメディアを情報を拡散させる媒体としての扱いに留めます。

商品・サービスはDRMで売る

DRMはダイレクト・レスポンス・マーケティングの略で、「集客→教育→販売」の3ステップで、メインサービスを販売するマーケティング手法のことです。

オウンドメディアとメールマガジンで集客した見込み客に対して、メールマガジンで商品・サービスの優位性やメリット、提供者の人柄やバックグラウンドに関する情報を提供(=教育)して、「売り込まずにメインサービスを販売していきます。

悩み解決型ビジネスは、リアルで集客して商品・サービスや販売提供することもできますが、DRMとの親和性が良いため、オウンドメディアと併せて商品・サービスの販売提供に是非取り入れましょう。

まとめ

世の中には、意外な特技や特徴を兼ね備えている、あるいはノウハウを溜め込んでいる人がたくさんいます。

・年収300万円にも関わらず、5年で500万円貯金できた
・3ヶ月で食事制限せずに、5kgダイエットを成功させた、
・誰からも「10歳若くみえるよ」と言われる

人々の悩みを解決することができれば、感謝されることはもちろん、さらにありがたくお金を稼ぐことができます。

悩み解決型ビジネスは、人間が生きている限り、必ずぶち当たる悩みを対象としているため、情報発信ビジネスの中でも最も稼げて、継続できるビジネスモデルです。

資金をできるだけかけたくない、最小限のリスクで起業したい人に向いていますので、ぜひ悩み解決型ビジネスの展開を本格的に検討されてはいかがでしょうか。


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