「あんなふうに活躍できたらいいなあ」
テレビや雑誌、インターネットを見ていて、気になる人って1人や2人はいますよね?
それは大企業やベンチャー企業の経営者、ネットビジネスでの成功者、副業でザクザク稼ぐサラリーマン投資家でしょうか?
大半の人は「優れた人」というのは、まったくのゼロから今の地位を築き上げたとすごい人だと思っています。
が、実際のところは違います。
優れた人ほど、ある方法を巧みに使って、成功者へと上り詰めているもの!しかも短期間で、です。
その方法というのが、モデリングなのです!
そもそもモデリングとは何か
「子は親に似る」「子供は親の背中を見て育つ」という諺がありますよね?
モデリングを簡単に説明すれば、「誰かの真似をする」というですね。
子供は親の言動や行動、そしてしぐさに至るまで、真似することで学習をしていきます。
その結果、子供の行動思考パターンが形成されていく、こういうわけです。
ただ、一度形成されてしまった行動思考パターンというのは、大人になってから簡単には変えることができませんよね?
そこで、成功している人の行動思考パターンを手っ取り早く手に入れる方法とうのが、モデリングなのです。
モデリングすべき人・してはいけない人
モデリングの対象としてふさわしいのは、自分の憧れの対象になっていると、あなたが思う完璧な人です。
優れた経営者でも良いですし、活躍しているスポーツ選手でも良いですし、ネット上で活躍している起業家でも良いです。
一方、モデリングの対象としてふさわしくない人は、あなたから見て一つでも何かの欠点が見える人です。
例えば、経営者としては類まれなる手腕はあるのだけれど、言動がどうも過激過ぎる点は共感できない、、つまり真似するにあたり躊躇する部分が一つでもあれば、モデリングの対象からは外しておいたがほう良いでしょう。
モデリングすべき人を探す方法
モデリングすべき対象者を見つける方法は、あなたが情報収集に用いる手段をそのまま使えばOK!テレビや新聞などからでも良いですし、ネット上からでも構いません。
モデリングの対象者の思考や行動が、手に取るように分かるレベルまで、徹底的に情報収集するのがベスト!直接会って話ができるような人を対象者にするほうが確実です。
なかなか会えない、あるいは故人のような人であれば、自叙伝のようなものからイメージするのも良いでしょう。
具体的なモデリング実践方法
モデリングの対象者が決まり、真似するための情報が集められれば、いよいよモデリングの実践になります。
ここで気を付けていただきたいのが、実践する順番になりますので、次のステップに沿ってやってみましょう!
モデリングはモデリングの対象者を真似ることなのですが、モノマネのようにただ真似るだけではNG!
モデリングの対象者自身に成り切ることが重要です。
というのも、モデリングの対象者に成り切ることで、思考や行動レベルまで真似ることができるようになるからです。
「こういうときモデリングの対象者はどう考えるかな?どう行動するかな?」
このように、最初のうちは意識的に頭で考えていきましょう。
何度も繰り返すことで、意識しなくても成り切ることができるようになりますよ!
モデリングをする上での注意点
モデリングの対象者の選定自体にに、そもそも制限はないのですが、あなたと比較してあまりに違い過ぎる、完全に雲の上存在の人は除外するのが無難です。
例えば、生まれ育った環境がまったく違うような人は、人としてのベースとなる部分が違うため、モデリングが上手くいかないものです。
あとは、
・勘で動くような直感型の人
・理詰めで動く論理型の人
あなたとモデリング対象者が合致しない場合は、同じくモデリングしていても成り切ることはできなので、その点も注意しましょう。
まとめ
モデリングは、コーチングの世界では、行動力アップやモチベーションアップには欠かせない手法です。
お金も時間も使わず、すぐに実践できるのも魅力的ですよね?
まずは、あなたが真似したいと思う人を1人で良いので見つけましょう。
そして徹底的に真似するポイントを探し出してみてください。
そうすることで、あなたが改善したいと思っている点も発見できますからね!