「どんな人生を手に入れたいのか?自分は何がしたのか?」
悩みや自分の行く末に悩んでいるときに、ふと考えることはないでしょうか?
世界No1.コーチであり著述家のアンソニー・ロビンズは、「人生は、質問の質で決まる」と言い、日頃から自分に向けて質の高い質問をし続けることが重要だと説いています。
なぜ質問をすることが良いことなのでしょうか?
それは、人間が1日あたり約50,000回の会話を自分としているから!いわゆる自問自答です。
自分との会話がポジティブで建設的なものばかりであれば良いのですが、上手くいかないときや不運な出来事が続けば、不平不満やネガティブな言葉で頭の中が一杯になっていしまいます。
そうなると、思考や行動に悪い影響が出てきますよね?
質問はネガティブな方向に向いた自分との会話の流れを中断して、ポジティブな方向に変えるために有効なのです。
そこで今回は、人質の質を高めてくれるに厳選した質問を紹介します。
「人生における究極的な理想は何か?」
今の自分に悩んだり、迷った時には、初心へ戻るのが一番!
そのために、思い描いている人生における理想を思い出すのが一番です。
「人生における究極的な理想や目標は何か?」と自分に質問すれば、心の奥底にある潜在意識にアクセスでき、本当に自分が望む理想が見えるてくるようになります。
もし、ぼんやりした理想しか見えなかったのであれば、この機会に理想を明確化して、SMARTゴールに沿った目情設定をしましょう。
「山の頂上が自分の理想であれば、今何合目にいるのか?」
人生はいわば登山のようなものです。
多くの人が山の頂上までに行くまでにかかる道のりも時間も明確に考えず、何となくという当たりだけつけて登山をしているのです。
これから登山を始めるのであれば、装備として地図やコンパス、食料や防寒着などを揃えてから山に挑まないと、途中で道に迷ってしまい、最枠の場合、遭難する危険があります。
「山の頂上が自分の理想であれば、今何合目にいるのか?」と自分に質問すれば、今の自分がどんな位置にいるのか、頂上までどれくらいの時間が必要なのか、客観的な視点で見つめ直す必要があります。
「この失敗から、自分は何を学んだか?」
行動して上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあるものです。
そもそも失敗とは、「上手くいかない方法が分かった」という結果に過ぎません。
最もダメなことは、失敗の経験が尾をひいて、行動にブレーキを自分自身でかけてしまうことです。
そんな時は成功者のエピソードから、打開策を学んでみることをオススメします。
「この失敗から、自分は何を学んだか?」と自分に質問すれば、失敗してやる気とモチベーションが低下することに歯止めをかけることができます。
さらに「次に上手くいくために何をしたら良いのか?」と自分に質問することで、やる気とモチベーションを上げることができます。
例えば、カーネル・サンダースがケンタッキーフライドチキンを創業したのは65歳の時ですが、実はそれまでに40回もの転職、ガソリンスタンドやカフェの経営など紆余曲折を経験しました。
ですが、カーネルサンダーの辞書には「諦める」という言葉が存在しなかったのです。
それは、絶対に成功するという確信があったからなのです。
その確信を得るために、
・「何が悪かったのか」
・「どのように改善すれば次は上手くいくのか」
失敗からどのような学びとフィードバックを得られるか、自分自身への質問を繰り返したのです。
「今日やったことで、習慣化できたことは何か?」
理想や目標を達成するまでに、どれくらいの時間が必要であり、何をする必要があるのかが明確になっている人は、日々の行動をコンディショニングしましょう。
そのために、毎日寝る前に次の質問をしてみましょう。
「できたこと」にフォーカスして、自己成長とフィードバックを客観的に見るようにしましょう。
さらに、習慣化できたことにもフォーカスしましょう。
ここで言う習慣化とは、
・朝6時に起きることができた
・通勤時間を使って英語の勉強を30分できた
このような利用や目標達成のために、「無意識レベルでできるようになった行動」のことです。
つまり、習慣化できることが増えれば増えるほど、行動の自動化が進むようになります。
まとめ
自分への質問を変えるだけで、感情や意識をネガティブな方向にも、ポジティブな方向にも持っていくことができることが、お分かりいただけたのではないでしょうか。
成功している人というのは質問の巧みに使って、セルフコントロールをしています。
ぜひ紹介した質問を参考にして、自分自身を上手にコンディショニング&コントロールしてください!